基礎体温で排卵日を予測! グラフはどう見ればいい?
妊娠するために、基礎体温をはかるのはとても大切なことです。基礎体温をつけておけば排卵日を予測したり、体の不調を知ることができます。
今回は、基礎体温グラフの見かた、基礎体温からみる排卵日はいつなのかをご紹介します。
基礎体温のはかり方
基礎体温は、基礎(婦人)体温計という専用の体温計ではかります。
熱が出たときに使うような普通の体温計と違うのは、「36.68度」というように体温計よりもさらに細かい数値まで計測することができます。
基礎体温は朝目が覚めて、体を動かす前の安静時の体温のことをいいます。基礎体温計を枕元の手が届くところに置いて、できるだけ体を動かさないようにしましょう。
基礎体温計を舌の下にある中央のスジにあてて軽く口を閉じ、体を動かさずにじっとしてはかります。毎朝同じ時間に計るようにしたほうが、正確な基礎体温を知ることができます。
基礎体温グラフの見かた
基礎体温は「低温期」と「高温期」の2層に分かれています。低温期は生理から排卵日まで、高温期は排卵日から次の生理までをいいます。
排卵日は、ガクッと体温がさがる日?
基礎体温をはかっていると、高温期と低温期の境目にガクッと体温がさがる日があります。
このガクッと体温がさがる日が「排卵日」だと思っている人が多いのですが、体温がガクッさがった日に排卵している確率は50%〜60%程度なんです。
実際には体温がガクッさがった日か、体温がガクッさがった次の日に排卵している確率が高いといわれています。一般的に、体温がガクッとさがる前後で排卵していることが多いようです。
基礎体温で妊娠したかを確認するには
妊娠していない場合は体温が下がって低温期に入り、次の生理が始まります。
妊娠している場合は、生理予定日になっても体温が下がらず高温期が続きます。高温期が17日以上続くようであれば、妊娠している可能性が高いといえます。
基礎体温をチェックするポイント
基礎体温をはかると、表には出ていない自分の体の不調もわかるようになってきます。
基礎体温をはかるときに以下の3つを確認してみてください。
- 低温期から高温期へ3日以内に移行している
- 低温期と高温期で差が0.3度以上ある
- 高温期が12〜14日続いている
もし、この3つに当てはまらない状態が続く場合は、排卵がきちんとされていなかったり、受精しても着床しづらい環境にある可能性があります。なかなか妊娠しないという人は、基礎体温表を持って早めに病院に受診しておくと安心です。
基礎体温グラフの見かたまとめ
基礎体温をはかっていれば、おおよその排卵日がわかってきます。それと同時に体の不調なども知れるので、妊娠したいと思っているのであれば、基礎体温をつける習慣をもちましょう。
基礎体温を入力できるアプリもあるので、スマートフォンに入れておくとサッと入力できて便利ですよ。
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