排卵日検査薬で陽性! 妊娠のためのベストなタイミングの取り方は?
排卵日検査薬を使って「陽性」が出たけど、「いつタイミングをとればいいんだろう?」という人も多いと思います。
今回は、排卵日検査薬を使って陽性が出たときのベストなタイミングの取り方、妊娠しやすい時期をご紹介します。
排卵日検査薬で「陽性」反応が出るしくみ
排卵日前に女性ホルモンの一種である「黄体形成ホルモン(LH)」の分泌量が増加します。LHの分泌量がピークに達したことを「LHサージ」とよびます。
排卵日検査薬は尿の中のLHの量をチェックし、LHサージが始まったときに「陽性」反応が出ます。
陽性反応が出ると、そこから40時間以内に排卵がおこります。LHサージのピークに達してからだと、10〜12時間後に排卵するといわれています。
妊娠しやすい時期・ベストなタイミングは?
排卵日の予測がたったところで、妊娠しやすいベストなタイミングはいつなのでしょうか。
精子の生存期間は個人差はありますが、その多くが射精後2〜3日といわれています。ですが、なかには5日ほど生き続ける精子もいます。
卵子の生存期間はさらに短く、排卵後24時間しか生きられないといわれています。その短い生存期間の中で受精ができるのは、わずか8〜10時間程度なんだそうです。
もっとも妊娠しやすいといわれている時期は、排卵日の1日前〜2日前です。そのなかでも妊娠しやすいベストなタイミングといわれているのが、排卵日の2日前! 排卵日と比較すると妊娠する確率は4倍にものぼります。
排卵日の3日前〜5日前も妊娠可能な期間ではありますが、排卵日の1日前〜2日前に比べると妊娠の確率は格段に下がってしまいます。
精子の受精可能な期間が射精後5~6時間後なので、排卵日の1日前〜2日前にタイミングを持つようにしましょう。
排卵日検査薬で陽性反応が出た場合は、そこから40時間以内に排卵する可能性が高くなるので、陽性反応が出たときが妊娠しやすいベストなタイミングだといえます。排卵日検査薬で陽性反応が出たら、すぐに仲よしのタイミングを持つのがおすすめです。
「排卵日検査薬で陽性が出たときのベストなタイミングの取り方」まとめ
排卵日検査薬は排卵日の目安を知るための検査薬です。正確な排卵日を知るためには、排卵日検査薬と一緒に基礎体温をつけるようにしましょう。
- 卵子の生存期間は排卵後24時間
- 卵子が受精ができるのは、8〜10時間程度
- 精子の生存期間は射精後2〜3日
- 精子が受精できるのは、射精後5~6時間後
以上のことを踏まえ、排卵日の2日前がもっとも妊娠しやすいベストなタイミングといわれています。
ベストなタイミングを逃さないためにも排卵日だけを狙うのではなく、2日に1回のペースで仲よししておくと常に新鮮な精子が子宮内にストックされるので妊娠の確率があがるといわれています。
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