排卵日検査薬「ハイテスターH」を使った感想〜より詳しく排卵日を検査！
テレビを見ていると、タケダ薬品から販売されている排卵日予測検査薬「ハイテスターH」のCMを見かけました。今までドゥーテストLHを使っていたのですが、タケダ薬品のHPを見てみると2016年12月20日に販売されたばっかりだったんですね。口コミの情報もあまりないわけです。
3本の線で判定するので、「今までよりも排卵日が詳しく分かるかもしれない！」と、期待を抱いて試してみることにしました。
目次
排卵日予測検査薬「ハイテスターH」はどこで買える？
排卵日予測検査薬は「医療用医薬品」だったため、ドラッグストアやインターネットでは購入できませんでした。
ですが2016年9月に「第1類医薬品」に変更され、12月に医師の処方箋がなくても購入できる「OTC医薬品」としてハイテスターHが販売されました。それにより排卵日予測検査薬をドラッグストアや薬局、楽天などのインターネット通販でも手軽に購入できるようになりました。
排卵日予測検査薬「ハイテスターH」の使い方
排卵が起こるのは次の生理開始日の約2週間前といわれていますので、次の生理開始予定日の17日前から使用します。生理周期が不規則な人は、直近の2〜3周期の中で一番短かった生理周期を目安に次の生理開始予定日を決めます。
検査をするのは、朝、昼、夜いつの尿でも大丈夫です。毎日ほぼ同じ時間に検査するようにしましょう。
ハイテスターのキャップを反対にはめ、5秒間尿をかけます。キャップを被せて平らなところに置き、10分間待つと判定ができます。
1日1回の検査で排卵日を予測しますが、1日2回検査をすることで、よりLHサージがとらえやすくなります。
LHサージってなに？
排卵日前になると、排卵をおこす「LH（黄体形成ホルモン）」というホルモンが分泌されます。このLHが大量に分泌されたときを「LHサージ」といいます。排卵日予測検査薬は尿中のLHの分泌量を検出して、LHサージをとらえることで排卵日を予測します。
排卵日予測検査薬が「陽性」となるLHサージから、40時間以内に排卵がおこるといわれています。
排卵日予測検査薬「ハイテスターH」の陽性判定方法
排卵日の陽性の判定はラインの数をみます。前日よりラインの数が増えていれば「陽性」と判断します。
ただし、判定ラインが0〜1本だった場合は「陰性」です。ちょっとここがハイテスターでの判定で難しいところです。説明書をちゃんと読んでいないと、「ラインが出ているから陽性」と勘違いしてしまいそうですね。
尿の中のLH濃度
- 10mIU/mLのとき1本……陰性
- 30mIU/mLのとき2本……陽性
- 100mIU/mLのとき3本……陽性
※「IU」は、ホルモンなどを表す単位で1mL中にどれくらいのホルモンがあるのかを示します。
排卵日予測検査薬「ハイテスターH」を使った感想
3本のラインで排卵日の予測ができるということなので、ドゥーテストよりも詳しく排卵日が分かるのかなと思って「ハイテスターH」を試してみることにしました。
フタを付け替えて持ってみると、持ちやすく長さもあるので採尿がしやすいです。
平らなところに置いて10分置くと判定結果が出ます。
前日と比べてみると、「ライン0本→ライン3本」になっているので陽性反応でした。ラインの2本目、3本目が薄いのでこれからLHサージのピークになるのか、ピークを超えたところなのかもしれません。
使い慣れるまでは、陽性の判定方法が難しく感じて「シンプルな方がいいかな……」と思っていたのですが、慣れてしまえば大丈夫！ 1日2回使えばさらに細かく判定できるので、排卵日の予測がさらにたてやすくなります。
ドゥーテストより価格は高くなりますが性能がすぐれているので、より細かく排卵日予測をしたいという人におすすめです！
排卵日予測検査薬「ハイテスターH」まとめ
今までは調剤薬局でないと購入ができなかった排卵日検査薬が、手軽にドラッグストアーやインターネット通販で買えるようになりました。今までは販売している薬局を見つけるのも一苦労だったので、とても助かりますね。
排卵日予測検査薬「ハイテスターH」は、3本のラインでより詳しく排卵日の予測ができるようになりました。使い勝手もよく、ハイテスターHの判定方法に慣れると、ほかの排卵日予測検査薬がもの足りなくなってしまうかもしれません。
ほかのものと比べてお値段が高く感じますが、その分性能がいいのでしかたないですね。
コメントを残す